
こんにちは。
躁うつ中和カウンセラーの笠井洋子です。
あなたは、周りの人と比べて自分は特別だと思うことはありませんか?
「特別でありたい」と心の中で願ってはいませんか?
意識的にせよ無意識的にせよ、双極性障害の方は、「特別でありたい」という気持ちを強く持っている方が多いです。
過去の私もそうでした。
躁の時は、私ってなんて素晴らしいんだろう、私は特別な存在だ!と本気で思っていたし…
逆に鬱の時は、私ってなんて恥ずかしい存在なんだろうと、自分を卑下して、自分だけが特別に不幸であると思い込んでいました。
自分でこういうふうに思っていたので…
躁の時は、上手くいくと周りの人から高く評価されて特別扱いしてもらえることもあったし…
鬱の時は、不幸であることで周りの人に心配をしてもらって、ある意味特別扱いしてもらっていたという面もありました。
これはほとんどの場合、無意識に起こっていることなので、自分では気づけない場合がほとんどです。
自分にとっては当たり前のことなので、「特別でありたい」と心の中で強く思っていることに、自分では気づけないのですね。
特に、躁や鬱の渦中にいる時はなかなか気づけません。
でも、「特別でありたい」という気持ちを強く持っていると、「特別に良くある」ことが叶わなくなると、「特別に悪くある」しかなくなってしまって、どちらにしても、極端で生きづらいですよね。
双極性障害の方には、中間、真ん中というのが無いんですね。
この「特別でありたい」という強い気持ちが双極性障害の方の躁うつの波を大きくする一つの原因になっているのです。
ですので…
「普通であることを受け入れること」
これが双極性障害の方には特に大切なことになります!
「特別でありたい」という気持ちの奥には…
・特別でなければならない
・特別でなければ愛されない
・普通、平凡であってはならない
などの観念(主観的な物事の捉え方・価値観)が隠れています。
※観念とは、主観的な物事の捉え方・価値観のこと
(レッテルや思い込み、先入観、基準、好みと言い換えることもできる)
この観念を見つけて修正していくことで、極端な考えが少しずつ緩んでいき、躁うつの波も穏やかになっていきます。
※もちろん、双極性障害は脳の病気という面もあるので、基本として薬で治療していくことが必要です。
しかし、観念によって躁うつの波が増幅されている部分もあるので、その多くの部分は、観念を修正することによって、躁うつの波を穏やかにしていくことができるのです。
あなたは、特別である必要なんてないのです。
わざわざ特別にならなくても、そのままのあなたで充分に愛される価値のある存在なのです。
だから、安心してありのままのあなたで生きていってくださいね!
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