躁うつの波を穏やかにするブログ

自分のことが大好きで大嫌いな双極性障害の方へ

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こんにちは。
躁うつ中和カウンセラーの笠井洋子です。


突然ですが…

あなたは自分のことが好きですか?

それとも嫌いですか?


双極性障害の方は、自分のことが大好きで大嫌い!という方も多いかもしれませんね。


その理由を今から説明していきます。

双極性障害の方は、躁の時は自分のことが大好きに、鬱の時は自分のことが大嫌いになる傾向があります。
(躁でも、イライラや怒りが強く出るネガティブな躁の場合は例外です。)


例えば、躁の時はエネルギーに満ち溢れて万能感を感じ、自分なら何でもできると自信満々になり、自分のことが大好きと感じるようになります。

逆に、鬱の時は酷く気持ちが落ち込み、行動も思うようにできなくなり、こんな自分は大嫌いと思ってしまいます。


このように、双極性障害の方は躁うつの波があるため、一般的な方と比べると、極端に自分のことを好きになったり嫌いになったりしてしまうのですね。

こういったことから、双極性障害の方は、自分のことが大好きで大嫌い!と感じたり、自分のことが好きなのか嫌いなのか?よく分からない…といった感覚に陥りやすいのです。


自分のことが大好きになったり大嫌いになったりを繰り返しているとすごく疲れてしまうし、自分のことが好きなのか嫌いなのか自分でもよく分からないと不安になってしまいますよね。


私自身も、長年そう感じてきました。

でも今は、自分のことが大好きでも大嫌いでもなく、まるごと受け入れている、肯定しているという感覚になりました。

もっと言うと、どんな自分もありのままを愛しているという感覚です。


この感覚でいられるようになると、躁うつの波も穏やかになって安定した幸せを感じられるようになります。


では、どうしたらどんな自分もありのまま愛して、躁うつの波を穏やかにすることができるのか、その方法を簡単にお伝えしたいと思います。


自分のことを大好き!と感じたり、大嫌い!と感じる時には、必ずあなたの中に『観念』というものがあります。

観念とは、主観的な物事の捉え方・価値観のこと
(レッテルや思い込み、先入観、基準、好みと言い換えることもできる)


その観念を見つけて修正していくことで、自分のことが大好きでも大嫌いでもなく、まるごと受け入れている、肯定しているという感覚になっていくことができます。

そして、自然と躁うつの波も穏やかになっていきます。


自分のことが大好きで大嫌い!という極端な感覚から、どんな自分もありのまま愛しているという穏やかな感覚になっていくためには、あなたの中にある観念を修正していく必要があるのです。

観念を修正していくことは、躁うつの波を穏やかにしていくための根本的な改善方法でもあります。


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