
こんにちは。
躁うつ中和カウンセラーの笠井洋子です。
双極性障害のあなたは、自分を責めてしまって苦しくなることはありませんか?
それで、気づいたらいつの間にか鬱に落ちてしまっていたということはありませんか?
自分を責めてしまうって、どうしようもなく苦しいですよね。
自分は他人と違って24時間365日いつでも一緒に居ます。
そんな自分から、ことあるごとに責められていたら、生きているのがすごく辛くなってしまいますよね。
私は、過去に認知行動療法を受けたことがあるのですが…
その時に気づいたことがあります。
それは、自分が鬱に落ちる時は、無意識のうちに自分責めをしていて、そこから深い鬱に落ちていく…ということを繰り返していたということです。
私が深い鬱に落ちる時のほとんどはこのパターンでした。
それに気づけた時は、なるほど!だから今までこんなに苦しかったのか!と深く納得した記憶があります。
それまでは無意識で自分を責めてしまっていたのですが、そこから少しずつ意識できるようになりました。
双極性障害のあなたは、鬱に落ちる前に、無意識に自分責めをしてはいませんか?
自分で自分を責める思考の癖があると、気づかないうちにストレスを溜めてしまうことになります。
双極性障害の症状を悪化させる1つの原因として『ストレス』があります。
生きていればストレスはつきものですが、必要以上に過剰にストレスを受けてしまって、双極性障害の症状を悪化させてしまうことは避けたいですよね。
そのためには、ストレスを生み出す観念を修正していく必要があります。
※観念とは、主観的な物事の捉え方・価値観のこと
(レッテルや思い込み、先入観、基準、好みと言い換えることもできる)
例えば、同じ状況で同じような出来事があっても、ストレスをあまり感じない人もいれば、強くストレスを感じてしまう人もいます。
それは、その方が持っている観念の違いによるものなのです。
例えば、会社で上司から「ここが間違ってるから直しておいて!」と言われたとします。
同じことを言われても…
楽観的なAさんは、「そうか、ここを直しておけばいいんだな」と自分を責めることなく、ただ間違いを直すことに集中できます。
自分を責める思考の癖があるBさんは、「こんなこともできない自分はなんでダメなんだ。上司も呆れているに違いない。やっぱり自分はできない人間なんだ。」と自分を責めて辛くなってしまいます。
この違いというのは、AさんとBさんの持っている観念の違いです。
Aさんは、間違えるということに関して特に観念を持っていないので、上司から「ここが間違ってるから直しておいて!」と言われても、感情が動かされてしまうことはありません。
一方、Bさんの持っている観念としては…
『間違えてはいけない』
『間違いを指摘されるのは恥ずかしいことだ』
『上司から指摘されてはいけない』
『仕事ができなければならない』
…など多くの観念を持っています。
AさんとBさんだったら、観念をたくさん持っているBさんのほうがストレスを感じやすいし、辛そうですよね?
観念が多ければ多いほど、そして強ければ強いほど、何か出来事が起こった時に感情が大きく動いてしまってストレスを感じることが多くなります。
そして、自分を責めてしまうことが増え、鬱に落ちるきっかけとなってしまうのです。
ですので、自分を責めて辛くならないためにも、鬱に落ちないためにも、あなたの中にある観念を緩めて修正していく必要があります。
そうすることで、自分を責めて辛くなることも少なくなって、鬱にもなりにくくなります。
双極性障害当事者の私の実体験として、観念を緩めて修正していったことで、自分を責めることが圧倒的に減りました。
そして、鬱に落ちることも無くなって、躁うつの波も穏やかになって、寛解した状態を維持できています。
なんて生きやすい世界なんだろう!と感じるくらい、昔と今で観念が変わったことで、見える世界が穏やかで優しい世界に変わりました。
観念のことを学んで、取り組んできて本当によかったなと心から思っています。
私と同じ双極性障害を持つあなたも、観念を修正して自分を責めないようになって、深い鬱に落ちることをなくしていきませんか?
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